BLOG医院ブログ

2024.03.14

ドクター像

こんにちは今回は自分が思うドクター像について書きます。 前回の自己紹介でのテニスの話で、プロとアマチュアの違い、プロの条件について書きました。それでは、ドクターはどうなんでしょう ドクターには、いろいろしないといけないことがあります。研究、論文執筆、講演、診療、手術、どれも大変 研究がメインのドクターもいれば、診療がメインのドクターもいます。   ところで、私の親しい友人が、不幸なことにがんになってしまい、手術を受けると聞いていたのですが、「すごく立派な先生に手術してもらえる。日本の医療界でも重職についていて、がんの手術も今までで200件もしていて、研究も手術もなんでもできる大ベテランの先生」 もしかすると一般の方からすると、まったく問題ないように聞こえるかもしれません。ただ私からすると、「200件。それは大丈夫なのか」と疑問でした。   眼科医からすると、手術件数200件というのは、白内障手術で考えてみると白内障手術を始めて、1年目の手術件数です。経験する手術件数として少なすぎる 眼科医の誰もが、「この手術件数で手術をマスターとした」とは思いません。 喉元まで「それは手術件数として十分なものではないし、研究も手術もなんでもできるという医師はなかなか存在しないと思う(もちろん世界を探せばいますが)」という言葉がきてたのですが、完全に他分野のことなのと、もう手術が決まっていて今更不安にさせてもと思い、手術はうまくいくよねとお別れしました   しかし、術後は…執刀医曰く、「こんな事になるのは見たことない」いや、200件では見たことないことだらけのはず   もちろん手術は完璧だったかもしれないし、完璧でもいろいろ起こるのが実際の臨床です。 しかし、だからこそ200件で見える世界などたかが知れてます。「なんでもできる大ベテランの先生」と話を聞いた場面を一生忘れることはできないなと思ってます 私の中のプロとは、毎日その分野のことを考えて、鍛えている事が最低条件であり、そして前々回のブログでも書きましたが、手術件数をこなしていることが必須です。 週に1回とか、手術件数が少ないとか、テニスと同じく、まあアマチュアだよねと思ってます 私は毎日手術をして、自分を鍛えつづけて、眼形成外科のプロとして患者さんに寄り添えるドクターでいたいなと思ってます。 悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひご相談くださいね 最後まで読んでいただきありがとうございました 関連記事

2024.03.13

自己紹介

こんにちは👋今回は自己紹介をしていきたいと思います 私は大阪生まれ、大阪育ちですでも大阪弁、あまりうまくないよねとよく言われます   大阪といえば、ボケとノリツッコミで、大阪マインドの強い地域で働く眼科の先生からは『今日も濃かったわー、サングラスを外さずに患者さんが診察台に顔をのせてきたんでちょっと待ってと、とまどってたら、患者さんから「まず診察してや。そんで、いや見えませんやんって言ってもらわんと。ほんま困るわ」って言われたわ』という話を時々聞きます。そんな吉本みたいなところで育ちました(笑) で、今は京都での生活も14年と長くなってきて、京都loveです。 京都で好きなのは鴨川でのランニングです ランニングを始めたきっかけは、「プロフィール写真撮影」 そもそもランニングを始めたきっかけは、オキュロのプロフィール写真撮影。 週3回10kmランでダイエットし、ー9kg ギリギリホームページにのせれる写真が撮れました(笑) それと八坂神社から清水寺までの散歩も好きです 見てるだけで楽しくなるおしゃれなお店があったり、特にこれからの桜の季節は最高ですスタッフともお花見に行く予定です 真夏の屋外コートのレッスンでの衝撃の出来事 趣味はテニス🎾幼稚園の頃から週一でかれこれ40年弱続けてます。今はテニス仲間の岡田先生に鈴木昴プロ(日本ランキング53位)を紹介してもらい、マンツーマンレッスンを時々受けてます。 40年弱続けているんで、それなりにテニスできるつもりにはなってたんですが、真夏の屋外コートのレッスンでの出来事 2時間レッスンうけて、汗だくになって、水2リットル飲みました ただプロがまったく水を飲まない 「なんで水飲まないんですか?」と聞くと、「先生には申し訳ないけど、毎日テニスのために身体を鍛えて、それを仕事にしてるプロからすると、先生とのテニスは散歩みたいな感じなんです」 プロとアマの違いについて 衝撃的な出来事でしたが、これがプロとアマの違いだと思いました。 プロとは、一般的にはその職業でお金をもらっていることを言いますが、毎日その職業のために自分を鍛えて磨き上げていることがプロとして最低条件です。 もちろんそれだけでプロになれるわけでなく、センスとかいろんなものが必要となってきますが週一ではやっぱりアマチュアだよねと思い知らされました 簡単ではありますが、趣味メインで書いてみました。身体を動かすことが好きなようです(笑)最後まで読んでいただきありがとうございました 次回、私が思うドクター像について書きます。読んでいただけるとうれしいです 関連記事

2024.03.06

開院までの道程

こんにちは👋、オキュロフェイシャルクリニック京都、藤本です。   自己紹介、、、と思いましたが、 今回はオキュロフェイシャルクリニック京都開院までの道程を紹介します。   私は京大眼科の医局出身で、眼科医としてのキャリアをスタートしましたが、ちょっと変わった経路をたどって今にたどりつきました😊。   最初は、白内障や緑内障など、目の中の一般的な病気を中心に診療してました👀   大学の医局のドクターは関連病院で働くのですが、京大の関連病院に一つだけ異色の病院がありました   それが兵庫県の塚口病院(今は尼崎病院と統合)という病院でした。   そこは涙道手術、特にDCR(涙嚢鼻腔吻合術)の手術件数が日本一の病院で、毎日、ほぼ一日中涙道診療(なみだ目の診療)をしているという特殊な病院でした👀💧。     この病院での勤務で、私のノーマルだった眼科医人生が急転回していくことになります   塚口病院の出勤初日、女医の部長から病院長に紹介された時のことは今でも鮮明に覚えています   「こちら、新しく来た藤本先生。今までの先生はほとんど女医さんで、ひさしぶりの男性のドクターだけど、前の男性ドクターは途中で辞めたからなー。男性ドクターにいい思い出なんかないわ」   と言われたんです😅。   実は、前任の男性ドクター   昼間は眼科医、夜は三宮でホスト   をしており、夕方以降連絡が取れないことが多かったみたいなんです。   でも5つも携帯電話を持っていたので、1つぐらい電話番号を教えてと部長が言っても、 「5つとも営業用だから無理っす。先生が携帯電話買ってくれたらそれを持ってもいいです」 と言われたり。。。   そうこうしているうちに辞めてしまったようです   初日から不安な中、スタートした私ですが、せっかく働くなら没頭したいと思い、 毎日朝から晩まで涙道診療に専念しました。   部長も一緒に働いてみるとすごく気さく お子さん3人を育てながらも日本一の涙道診療を行う魅力的な先生で、 私にとって大きな刺激となりました🌟。   また、病院には毎週のように全国からドクターが 「塚口病院ではどんな感じでDCRをやっているのか?」 と見学に来ていたのですが、   その中にオキュロフェイシャルクリニック理事長の鹿嶋先生がいました。 そして、この時の出会いがきっかけで、眼形成の道を歩むことに   大学に戻ってからは、眼形成・涙道の外来を担当し、さらに眼腫瘍診療にも力を入れるようになりました。   しかし、大学病院ではいろいろな制約があり、手術の枠にも限りがあるため、 多くの患者さんを待たせてしまう現実に直面しました😔 大学でのDCRの手術は一年待ちです。。。   また、外来診療を行うにあたり、2つの壁にときどきぶつかることがありました。   一つ目は、保険での眼瞼下垂手術後に   「左右の二重の幅が違う。左右きれいな二重で形をそろえてほしい。脂肪もきれいにとってほしい」   二つ目は、甲状腺眼症の患者さんに   「とびでた目をなおしてほしい」   でした。   保険診療のみを行っている病院ではこの2つのどちらにも応え続けることはできません。。。   一つ目に関して、保険診療のみを行っている医師は美容外科を受診してくださいと言うことになってしまいます   ただ一方で、美容外科で手術を受けたがうまくいかず、修正の手術でさらに高額な料金を請求されたので、どうにかしてほしいと受診してくる患者さんもいましたし、   美容外科の先生がまぶたの手術は10年で1000件してますとか書いてたりするのですが、   私は1年で1000件近くまぶたの手術をするので、「美容外科を受診してください」 と言うことに違和感を抱いていました。   二つ目に関しては、眼球突出に対してきっちり治療をしているのは 日本ではオキュロフェイシャルクリニックだけだったので、 治療希望の患者さんはオキュロへ紹介してました。   10年以上前から鹿嶋先生には眼形成手術を指導してもらっていましたが、   「東京に来てオキュロ東京での手術を学んで、それで京都でオキュロをしてはどう?」   と誘われ、今抱えている問題が全部解決するなーと思い、引き受けることにしました。   これが京都開院までの道程です 関連記事

2024.02.27

オキュロフェイシャルクリニック
京都

こんにちは!このたび2月6日にオキュロフェイシャルクリニック京都が四条寺町に開院しました オキュロフェイシャルクリニック京都   オキュロフェイシャルクリニックグループの5院目となります。京都院の院長を務めます藤本です。 当グループのクリニックに受診される患者さんは、 「バセドウ病による眼球突出を治したい」 「信頼のおける医院で眼瞼下垂の手術を受けたい」 「他院で受けた手術で変になってしまったのを治してほしい」 「目の下にできたクマを治してほしい」 など様々です。   ただ皆さんの望んでいることは共通していて、この不自由な状態をどうにかしてほしいという願いを持って受診されます。   身体が不自由になると、心も苦しむことになります。私達はその心にも寄り添って治療にあたりたいと考えています。   当院での手術・処置は出来るだけ痛みを少なくするために、局所麻酔であっても点滴から鎮静の薬剤を使用し、笑気麻酔も併用しています。   日帰り全身麻酔を積極的に活用し、不安のある方も不安が少なくなるように努力しています。と硬くなってしまいましたが、ご来院されましたら、お気軽にご相談くださいね   まだブログは慣れず、今もスタッフに教えてもらいながら書いてます(笑)プライベートな内容も混ぜつつ書いていきますので、飽きずによんでいただけたらうれしいです 次回ブログでは自己紹介をします!ぜひ見てくださいね 関連記事

2024.02.10

鹿嶋理事長出勤日 2024年2月17日(土)、3月23日(土)、
4月27日(土)、6月22日(土)、8月24日(土)

2月17日(土) 鹿嶋理事長先生 出勤 3月23日(土) 4月27日(土) 6月22日(土) 8月24日(土)

2024.01.22

【2024年2月
四条寺町に開院予定】

オキュロフェイシャルクリニックグループは全国に展開する眼形成外科の手術治療に特化した医療機関です。 この度、2024年2月 京都 四条寺町にて開院予定です。

診療時間
8:15〜17:15 - -

[休診日]月曜・日曜・祝日
※水曜は12時まで診療
※当院の診療は完全予約制になります。

アクセス
眼形成外科【オキュロフェイシャルクリニック京都】
〒600-8031
京都市下京区貞安前之町589
TM四条寺町ビル4階
  • 阪急電鉄京都線「京都河原町駅」 徒歩3分
  • 市営地下鉄烏丸線「四条駅」 徒歩8分
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